機能低下は心血管イベントに先行する:ASPREE研究が示す新知見
注目ポイント
ASPREEコホート内で行われたこの大規模ネスト型症例対照研究により、フレイル、intrinsic capacity(IC)、および身体的健康関連QOL(health-related quality of life, HRQOL)の多面的な低下が、心血管疾患(cardiovascular disease, CVD)イベントの最大10年前から先行していることが示された。とくに、これらの機能的老化指標はイベント前5年間でより急速に低下し、心不全および致死的冠動脈疾患では、心筋梗塞や脳卒中よりも早期に乖離が認められた。これらの結果は、高齢者における早期の臨床評価と標的化した予防戦略の重要性を強調している。
研究背景と疾病負担
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