SleepCARE試験:乳がん化学療法中、CBT-Iは不眠を改善するが高照度光療法は改善しない
- オーストラリアの4群ランダム化試験で、乳がん化学療法を受けている女性において、不眠に対する短期認知行動療法(CBT-I)は不眠症状を有意に軽減し、その低下は臨床的に有意と記載された水準に達した。
- 高照度光療法単独は、不眠にも疲労にも睡眠衛生教育を上回らなかった。
- どちらの介入も疲労に対する有意な主効果を示さなかったが、4群すべてで疲労は低下した。
- CBT-Iと高照度光療法の併用は相加的または相乗的利益を生まず、アドヒアランスが最も低く、脱落が最も多かった。
- 転移性乳がんの女性では、高照度光療法は不眠と疲労の改善と関連したが、これは確認を要するサブグループのシグナルである。
- CBT-I群の不眠改善はフォローアップ中に再悪化したように見え、継続的な支援の必要性を示唆した。
試験スナップショット
- デザイン:4群ランダム化臨床試験(SleepCARE)
- 実施施設:オーストラリアの5病院
- 参加者:乳がん化学療法を受けている女性219人;平均年齢50.7歳;26.9%が転移性疾患
- 群:CBT-I単独;高照度光療法単独;CBT-I+高照度光療法;睡眠衛生教育対照。全群が睡眠衛生教育を受けた。
- 介入:短期CBT-I(1回の1対1面談+メール支援)および高照度光療法用眼鏡を毎朝20分使用する高照度光療法;6週間の介入期間
- 報告されたアウトカム:介入中の不眠症状、疲労も評価;フォローアップは6か月まで
- 主な結果:CBT-Iは不眠について非CBT-Iより優れていた;高照度光療法単独は対照より優れていなかった;どちらの介入も疲労に有意な主効果はなかった
- 引用:Do TT, Maccora J, Wallace R, et al. JAMA Netw Open. 2026;9(8):e2630320. doi:10.1001/jamanetworkopen.2026.30320
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