ICU生存者の身体機能障害にみられる人種・民族格差――退院後ケアへの示唆
注目ポイント
- 非ヒスパニック系黒人およびヒスパニック系の成人ICU生存者は、非ヒスパニック系白人の生存者と比較して、退院時に身体機能障害を呈するオッズが有意に高かった。
- 身体機能障害は、ショック、呼吸不全、または体外式膜型人工肺(Extracorporeal Membrane Oxygenation, ECMO)を経験したICU生存者の約3分の1に認められた。
- 機能障害を有する患者のうち、非ヒスパニック系黒人およびヒスパニック系患者では、退院後1年以内の医療利用増加リスクが上昇していた。
- 本研究結果は、こうした格差の背景要因の解明と、ICU回復における人種・民族間格差に対処するための個別化介入の開発が急務であることを示している。
研究背景
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