血栓回収療法後のHARMと眼球内ガドリニウム漏出の臨床的意義――ETISレジストリからみた知見
要点
- HARMは、機械的血栓回収療法後の早期の血液脳関門(blood-brain barrier, BBB)破綻を示す、検証済みのMRIバイオマーカーであり、早期神経学的悪化および梗塞拡大を独立して予測する。
- GLOSは造影後FLAIR画像でしばしば認められるものの、血栓回収療法後の臨床転帰または画像転帰に関して独立した予後価値は示さない。
- 高齢、血清クレアチニン上昇といったベースライン因子や、単回通過での再開通などの手技関連因子はHARMの発現に影響し、再灌流障害が多因子性であることを示している。
- これらの画像マーカーの時間的変化と臨床的意義をさらに明らかにするためには、前向きの早期かつ連続的な画像評価研究が不可欠であり、再開通後の治療戦略の指針となる可能性がある。
背景
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