冠動脈バイパス術における両側内胸動脈グラフトと単独内胸動脈グラフトの長期成績比較
ハイライト
このランダム化臨床試験の大規模な二次解析では、冠動脈バイパス移植術(Coronary Artery Bypass Graft, CABG)における両側内胸動脈グラフトと単独内胸動脈グラフトを15年間追跡し比較したデータが示された。その結果、全死亡または主要心血管イベントに有意差は認められず、多動脈グラフトの長期的優越性に関する従来の想定に再考を促す内容となった。
なお、本試験ではクロスオーバーの頻度が相当程度高く、さらに橈骨動脈グラフトの使用も認められたため、解釈は複雑である。多動脈グラフティング戦略を検証するには、引き続き厳密なランダム化研究が必要であることが強調される。
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